2016年5月11日水曜日

『21ジャンプストリート』ネタバレあり

監督:フィル・ロード&クリストファー・ミラー
主演:チャニング・テイタム、ジョナ・ヒル


大傑作『レゴ・ムービー』の監督コンビのアクションコメディです。
かなり面白いですよ!!

この監督の名前は覚えとくと良いと思います。きっとまた傑作を作ってくれそう。

シリーズ3作目は『メン・イン・ブラック』とクロスオーバーするのだとか。


あらすじ

ここはネタバレなしでいきます。


同じ高校出身で一緒に訓練を受けて警察官になった、グレッグとシュミット。
いろいろあってジャンプストリート署に飛ばされ、潜入捜査を命じられる。

兄弟に偽装し母校である高校に学生として潜入し、新種のドラッグの元締めを見つけろ。捜査中はシュミットの実家で暮らせ。

高校時代、グレッグはウェイ系の人気者で、シュミットは非モテオタクだった。しかし、偽の経歴を覚えずに高校に行ったため、グレッグはオタク、シュミットはイケイケキャラで入れ替わって潜入することになってしまう。



感想

こっちはネタバレありです。


基本登場人物バカだけど、不快なバカはいないので安心してください。バカ故に笑えます。
映画を観る前に自分の偏差値を少し下げておくとより楽しめるかも。
ちなみに私は下げずに楽しみました。


アクション映画あるあるを上手い事使っていました。
ガスボンベやガソリンを積んだ車両をカーチェイスに巻き込んで
「爆発するー!」
からの
「爆発しねーのかよ!」
の流れが完璧すぎました。間違いなくこの映画1番の名シーンです!

ここだけループで1日観ていられるくらい気に入りました。


実際の高校生活と潜入後の高校生活でふたりの役割が逆転したことが、笑わせるだけではなく、羨望や嫉妬を上手く描くことに繋がっていました。
同時に、人は見た目ではなく誰といるかで決まる、という人間関係が浮き彫りになっているようにも見えました。

私はそういうこと意識したことはないんですが、映画ではよく友だち作りに必死になる描写があります。とくに学校生活最初の日とかは人気者のグループに入ろうと必死になったりします。
最近観た映画では『モンスターズ・ユニバーシティ』がそんな感じでした。


疑問に思ったことは、「コカインはダメだけどマリファナはOK」ってどこから来た発想なんでしょう?コメディ映画でちょくちょく出てきます。
どっちもやっちゃダメですよ。


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